こんにちは!
今回はかなり画像ボリューム多いですよ!覚悟してください。
今回は自作塗装ブースに興味のある方には決定版となる記事です!
もう、色んなサイトをググる必要ありませんよ。
まず結論です、
自作塗装ブース最高!!!
本当に吸うのか? 騒音は?
そしてエアブラシ塗装に憧れる全ての人の疑問「いくらでできるの?」
を完全解決致します。
あくまでワタクシのケースですが行きますよ~!!
まず肝心かなめの換気扇です。
FY-24BM6K 密林価格5,404円
その他必要な物
コーナン アルミ蛇腹パイプ 767円
杉材96円
VVFケーブル2メートル390円
差し込みプラグ140円
セリア アルミラック用棚板大 110円
ダイソー レンジフードフィルター 110円
隣のケーブルは形にしたものです。
合計7017円!!!!マジですよ!!
この投資で憧れの塗装ブースが持てます!!!
ではその製作方法をご紹介します。
【塗装ブースの箱問題】
ベニヤ板で自作か?コンテナBOXの底をくりぬくか?
いいえ違います。 正解は購入した換気扇の箱を使うのです!!!
送られてきたダンボール箱を画像の様にカットします。
箱の底を25×25センチにカッターで切り抜きます。
換気扇を内側から差し込みます。
気になる箱の強度は3.5キロの換気扇が入ってる箱なので十分です。
ワタクシは右ききでエアブラシは斜め左方向に吹き付けるので、
本体を気持ち左にオフセットさせています。
高度な人間工学に基づいたエルゴノミックデザイン(ウソ)
サイドビュー 誇らしく入る型式番号(笑)
このままでは斜めになるので換気扇の下に何か敷いて平行にしても良いでしょう。
リアビュー
換気扇本体を固定するのに杉板を長さ30センチにカットしたもの2本で内側からのビスの受けに使用しています。 換気扇と杉板でダンボール箱を挟んでいる状態です。
ビスは4本で固定 しっかりしています。 これだけでブース本体の完成です。
換気扇の排気部のフタが良く見えますね。未使用時は逆流防止弁が閉じる嬉しい機能です。
3段ボックスの上に置いてみる
換気扇の一番奥からダンボール箱先端まで約46センチです。
蛇腹ホースに繋げます。
画像ありませんが電機配線はVVFケーブルを換気扇基部の配線用穴に差し込むだけです。
サイドビュー 本体を固定しなくて大丈夫か?と思うでしょうが、振動もなく
全く動いたりいたしません。置いているだけです。
【気になる配管】
古いマンションなのでサッシに小窓がありますので利用します。
パイプ径100ミリですので余裕です。
【妻よりクレーム 隙間をふさがないと虫が入る】
会社でゴミ箱から回収したプラダンを直径110ミリに切り抜きます。
丁寧にやればカッターで切れます。
厚めの両面テープで貼り付け。
まだミリ単位の隙間がありますが、これは隙間スポンジテープなどを巻けば
さらに完璧でしょう。
【フィルターはどうする?】
アルミラック用棚板大をそのままでは大きすぎるので画像の様にニッパーでカット
これプラスチックなので切れます。
換気扇内部に
仮置きしてみます。 きっちりカットすればダンボールの壁上下にピッタリはまって固定出来ます。
気になる方は100円ダイソーで強力磁石を買ってアルミラック用棚板大に
接着剤で固定すれば良いでしょう。
先ほどのアルミラック用棚板大にカットしたレンジフードフィルターを被せはめ込みます。
これで完成!!!!
しつこいようですが
製作コストは合計7,017円!!!
【気になる製品の詳細は?】
何点か画像載せておきます。
細かいサイズやスペックが気になる方はここを参考にしてください。
型式はFY-24BM6Kです。
【実際使ったらどーよ?】
ガンダムバルバトスのフレームと外装のサフェーサー塗装を行いました。
約1時間連続使用後の状態
フィルターはばっちり仕事していますね。
はっきり言おう「完全勝利です!!」
素晴らし過ぎて笑いが止まりません。
「俺は天才だぁ~」とアミバの様に連呼するでしょう。
こんなローコストでも完璧な性能です!!!!!
何でもっと早く作らなかったぁぁ!!
これまでどれだけ無駄無駄無駄・・・を・・・・
はい、驚愕のアピールポイントです。
①最高の排気性能
1時間連続使用しても部屋には全くシンナー臭、ミストはありません。嘘の様です。
ティッシュ何枚貼り付くかなんてどうでもいい、本当に吸います。
画像のブース内部の汚れ方を見て下さい。
かなり強力に吸うのでフィルターの汚れている面積が小さいのが解るでしょう。
これまではサフェーサー吹くと室内は霧がかり、床はジャリジャリになっていました。
現在はウルトラクリーンです。
②作動音の静かさ
音量は自宅の扇風機と良い勝負です。扇風機の風量、小~中状態の音位です。
夜中に作動しても全く問題なし。住居用の換気扇だから当然
YouTubeで見た完成品塗装ブース(密林価格14,000円位の商品)より遥かに小さいです。なんですかアレ?
③ぶっちぎりのローコスト
他の製品の追随を許しません。圧倒的コスパ!!!!
これ以上何を求めますか?
求めませんよね。
問題点としては
①設置型なので【部屋が模型マニア風ビジュアル】になる。
(上等だよ、モデラーだもん!)
②塗装ブースの換気扇よりエアブラシの作動音の方が遥かに大きい。
以上です。これ問題か?
更にワタクシの使っているエアブラシ。
2018年2月3日に購入していますね。
8,980円で。安っ!! まだ元気に動いていますよ。毎日使用しています。
つまりこのエアブラシセットと組み合わせる事で
塗装ブース製作に7,017円
エアブラシセットに8,980円
総合計15,997円
でエアブラシ塗装が死ぬほど楽しめるのです!!!!!!!!!!!!!!!!!
そしてこの様な作品を作ることが出来ます!!!!!
使用塗料 ラッカー系 下地サフからの全塗装
事実ですよ!!!
もう手に入れるしかない!塗装ブース!!!
今後さらに実践して改善を行っていきます。良い気づきがあればまたお知らせいたします。
つづく