こんにちは!
アルカディア号は絶好調でいよいよ本塗装のグリーンを塗っていきます。
アルカディア号の色はグリーンですが実は2色で構成されており、艦首部分は明るいグリーン、船体部分は濃いグリーンとなっています。指定色は本体がフィールドグリーンですがワタクシは濃緑色を使います。さらに黒を足して濃い濃いグリーンを使い下地のブラックに吹き付けます。
微妙なグラデーションが出来ます。
この上に更に普通の濃緑色を吹き付けます。
①下地黒→②濃い濃い濃緑色→③濃緑色の3層グラデーションとなります。
艦首部分の微妙なグラデーション解りますか?
艦首部分は指定色のライトグリーンを使います。
こちらも①下地黒→②濃い濃いライトグリーン→③ライトグリーンの3層グラデーションとなります。
次にキャビンの塗装ですが飾りの模様はデカール表現を止めて塗装で表現いたします。
気合い入れますよ!
レッドブラウンをグラデーション塗装していましたが全体にシルバーを吹き付けます。
下地シルバーの上にゴールドを吹き付けます。
遊んでみます。 金閣寺か?
ここでエナメル系塗料のレッドブラウンを使い全体を塗装し、茶色いキャビンにします。
しっかり乾燥させてからエナメル溶剤を綿棒に付けふき取っていきます。
レッドブラウンは溶けて拭き取れて行きますが、ラッカー系のゴーは溶けませんので
光り輝くゴールドが出てきます。
コツは極細の①綿棒を使う、②溶剤はつけすぎず浸したら必ず絞る、③綿棒は寝かせて使う。凸モールドの高さは1ミリもありません。飾り模様以外に溶剤が付かないように
全集中、酔いどれの呼吸でいきます!
どうですか?デカールを貼るよりずっとビンテージ感漂う帆船感が表現できたと思います。2時間位いかかったかな?でも楽しい作業でした。
窓部分のクリアー部品を組み付けてひとまず完成。
次はアルカディア号に欠かせないドクロのマーク
しかしこの素晴らしい部品をただ白で塗ってはいけません、安っぽくなります。
下地に適当なグレーを吹き付けます。
次に艶消し白を吹き付けます。ベタ塗りではなくふわりと吹き付けます。
部品の隅にグレーが残る様にグラデーション塗装です。
取り付ける部品の凹凸が際立ち、この迫力となります。
真っ白だと安っぽいオモチャ感アリアリな仕上がりとなってしまいます。
このドクロエンブレムは松本零士先生いわく「骨になっても戦い続ける!」という意思の表れなんだとか!おおん、カッコよすぎる。ハーロックらしいですね。
どうです?いい感じに仕上がってきましたよ~。ヒヒヒ
今回はここまで!
早く花見に行きたいなぁ、毎日地元の桜情報をチェックしています。
つづく。