こんにちは!
今回はワタクシの愛車アストンマーティン、いや
スズキ アルトのトラブル報告です。 長い記事ですが暇な時どうぞ。
愛機HA24Sアルト
6月29日、出先の銀行で用事をし乗り込もうとドアハンドルを引いたら「パキっ!!」嫌な音が響いた。
「う!」
運転席ドアハンドルがスカスカになりドアが開かない。
しかもエンジンはかけっぱなし。ドアロックが。。
青くなりながらも落ち着いて確認するとリアゲートが開いた!(ちなみにこのアルトはキーレスエントリーや集中ドアロックはございません。)
アクロバティックな態勢で車内からドアを開けてなんとか乗れました。
「ふぅ。また余計な出費やな。。」吐きそうにナル。
6月30日
地元スズキディーラーに凸
丁寧な対応ではあったがなんと部品が無い!と言われてしまいました。担当者様は数ヶ所の部品センターに確認してくれましたが在庫なし、入庫未定。。
注文は受けれるが納期はいつになるか解らないと。。。
部品代は2500ペリカくらいとの事ですが。
「ボロニノッテナイデ、カイカエロ」そう言われているみたいだ。
正直ガッカリです。天下のスズキが。。大衆車のアルトの部品も作っていないとは。。
しかもググるとドアハンドルの破損は対策品が出されたほどのトラブルポイントでした。
英国車など50年経っても部品出るのに。。
気持ちを切り替えてヤフオクで検索。
なんとか発見。ソッコーで落札。
こちらは送料込み1154ペリカでした。
ワタクシのアルトのドアハンドルは味気ない黒(これが良いのだ)なので合わせて塗装するつもり。
7月4日、ポストに届きました。
送料をケチって定形外郵便で送って頂いたので、土日待たされましたね。
キズひとつない極上ドアハンドルが安く手に入って大満足です。
しかし、躊躇なく1200番スポンジヤスリで足付けを行います。作業してるのは7月5日になった午前3時です。
その辺に転がっていたホームセンターラッカースプレーで塗装しました。
この缶スプレーは確か298ペリカ位の安物ですが、いい感じにセミグロスブラックになります。
明けて朝9時から作業開始!
オープナー、指かけのネジを外して、内装ピンを外す。
今回の最大の難関はこのくるくるウィンドウハンドルでした。通称「マンパワーウィンドウ」(笑)
ネジが無いと良くみたら針金クリップで固定されている。しかしこのクリップが外せない。
ググるとタオルを挟んで回すとあります。ほぅ。
タオルにクリップが引っかかりピキーンって外れました。紛失に注意です。
よーく観察する。形状を良く理解して取付けに備える。
クリップが入るミゾ、わかりますか?
つまりクリップを外すにはくるくるを真下に向け、クリップは真上に引けば外れるということです。
このブログにたどり着いたドアハンドル破損オーナー達の参考になれば幸いです。
くるくるが外れたら内装パネルを斜め上に引き抜き外します。
ねばねばのプチルゴムが嫌だ。
一部だけ丁寧に剥がせば作業はできます。
ビニールは再利用できます。
一目で破損しているとわかります。
ロッドが付くプラスチック(黒いレバー状部分)が断裂しています。
ドアハンドルは10ミリナット二個で固定されています。落としたらドア内部で行方不明確実なので絶対落とさない様に注意が必要です。
上=破損部品
下=中古部品
プラリペアなどで直せそうな気もするがやはり安心感が違いますからね。
中古部品を慎重に組み付けます。
ドアハンドルを仮止めしといてからロッドを付けます。
レバー部分にロッドを差し込み、樹脂部品をクルリとひねると固定できます。
本締めしてからドア内張りを取り付けます。
節度感あるタッチでドアが開きます。
ディーラーで作業するより格安で修理できました。
リサイクル部品万歳!!
資本主義に勝利した気分です!ざまぁ!
アルト、ワークス、エブリィなどのユーザー様はドアハンドルは中央に指をかけドア面に対してなるべく直角に引いて開けましょう。
斜めに引けば破損率が上がるみたいです。
まぁ今回の交換で愛着もアップしました。
ヤレてる所もあるので色々手直ししていきたいですね。
母の形見なんです。
つづく。
#アルト#HA24アルト#ドアハンドル交換
#資本主義への反抗