はい皆さまこんにちは!
日曜日いかがお過ごしでしょうか?
ロシアのせいでマジ第3次世界大戦になって週末が終末になりそうです!
さてホンダF1 RA273の作業もいよいよ大詰め!!
では行ってみましょう!
マフラーをホワイトに塗装して慎重に組付けます。
ドライバー横に付く消火器をチマチマ塗ります。
バックミラーの取り付け
スクリーンの取り付け
各部の塗装を見直し
ボディを再度磨きます。
そして
ついに・・・・
ホンダF1 RA273 車体の完成です。
うぉぉおおおおおおおおおおおお!!!!!!!
長かったです。連載41回目にしてようやく車体が完成!!
苦戦したマフラー
ド迫力のリアビュー
カーナンバー12はリッチー・ギンサー車です。
抜群の存在感です。
厳密にはまだドライバーフィギュアが完成していませんが車体は形になりました。
いや、お腹いっぱいです!(笑)
さてこのキットを制作してみての感想です。
良いところ
:何と言っても1/12スケール 圧倒的ド迫力の存在感。
:部品構成は部品点数が少ない割にリアル。
:新規追加されたエッチングパーツでさらにリアルになります。
悪いところ
:基本設計の古さが目立つ。
:パーツの合いが悪い。
:モールドが一部消滅しています。
:部品を付ける位置がアバウト過ぎる。
:あまり役に立たない組立図
:資料が少なく極限まで再現するには生で実車を見るかネットに頼るしかない。
:それでもドライバーまで再現は難しい。
一番の悩みどころは部品の合いが悪いことで、例えばボディ先端で0.2ミリの隙間が
後端では1.5ミリになるという具合で、大きいキットゆえにズレも大きく目立つのです。
何処を「基準」にするかで非常に悩みました。
ほぼ全ての部品の精度が悪く、切り出した部品はまず成形からとなります。
また昔のキットらしく「動く」メカニズムのせいで足回りにガタが多く、本当は足回りも固定するほうがよりカッチリとなるはずです。
晩酌モデラー目線の制作におけるポイント
1、車体は外から見える外板部分の繋がりを最優先して組み立てるのが良いと思います。そうなると床裏部分に大きなズレ、スキマが出来るのでポリエステルパテを大量に使用しての成形、と修羅場になりますが、それでも外板上面にはスクリーンなども付きますので外板上面部分の仕上がりを優先して組むことでリスクを減らせ「成形の迷宮入りを回避」出来ると思います。
2.次はエンジン搭載位置です。 組立図を見てもエンジンから生えるピン1本しかガイドはありません。
またここでトラップがあります。エンジンがずれて搭載されるとマフラーを付けた時に
車体に対してラインが繋がらずおかしくなってしまいます。
エンジンを仕上げてから2つあるマフラーステーを「正しく固定」した(マフラーを載せて収まりを確認)上でエンジンを搭載、足回りも仮組みしてストレスの無い位置でエンジン固定となります。
マフラーステー前後・左右の平行を絶対確認してください。
もうなに書いてるか訳解らないでしょうが、製作する方には「神の啓示」に聞こえるはずです(笑) ジーザス クライスト!
3.タイヤとホイールが合わないのでワタクシはホイールの幅を少し詰めました。
またタイヤに張りがありませんので完成後、長期展示でタイヤの変形を防ぐ為、タイヤ内部にティッシュを詰めてあります。
4.感動のサスペンション、ステアリング可動ですが、ガタつくので正直固定するのがベストだと思います。
5.ノーズコーンの固定のネジはスケール感ぶち壊しなのでパテ埋めして接着固定が
おすすめです。
6.スクリーンは折らない様に超絶取り扱い注意です!
ハァハァ こんなところでしょうか・・・・・
とにかく本当に手間がかかるキットなのでじっくりと時間をかけて作りたい方向けです。
製作が進むにつれパーツのひとつひとつに思い入れが芽生えるでしょう。
そしてF1に挑んだホンダ・・・フラッグシップモデルとして生み出したタミヤ・・・
そのスピリッツに触れられることをお約束します。
挑戦してみたい方、おすすめですよ! おまけYouTubeはワタクシのチャンネルより
つづく